モールやレストランが続々と立ち並び、今では第2都市とも呼ばれているマレーシアのペナンですが、ペナンのひとびとは屋台で食べることが大好きで、どんなに都会化が進んでも廉価な飲食店の屋台や店舗を集めた屋外複合施設、屋台村があちこちに点在しています。
「本当に美味しいお店ならホームページは作らない。なぜなら本当においしければ口コミで人が来てくれるから」
というのが、ペナン人の共通の認識で、ホームページがものすごく凝っていたり内装が綺麗すぎると「本当にこのお店は美味しいのか??」と怪しまれてしまうそう。
そんなたくさんある屋台村の中で、ペナン人がおススメする屋台村の1つ「Kuta Bali Cafe」へ行ってきました。
もちろんネット上にホームページはなく、ローカルすぎるため普通の旅行者はなかなか踏み込まない場所にあります。
Kuta Bali Cafe
住所 | 19, Lintang Paya Terubong 1, Bandar Baru Air Itam, 11060 Ayer Itam, Pulau Pinang |
営業時間 | 8:00~14:00 & 16:00~0:00 毎日営業 |
行き方 | 車(おすすめ)orバス |
Kuta Bali Cafeという名前について
「Kuta Bali Cafe」のKutaとはマレー語でバリの街という意味です。
つまりバリの街カフェ?バリ島はそもそもインドネシアの半島の名前です…ネーミングが雑ですね。
ちなみにCafe(カフェ)と名前に入っていますが、一般にイメージするようなカフェではなく野外にある普通の屋台村です笑
行き方
行き方についてですが、ペナンには電車がないのでバスかタクシーの二択になります。
ただ、バスは本数が少ないうえにどこへ行くにもものすごい時間がかかるので、基本的にはタクシー移動がおススメ。
マレーシアは日本のタクシーと違い、距離にもよりますが1回の乗車で300円程です。
タクシーを捕まえたい場合はペナンに住む地元人たちも使っているGrabTaxiがおすすめ。
AndroidoのGrab taxiダウロードはこちら
屋台村Kuta Bali Cafeのレポ
雰囲気
地元がペナンという知人が一緒に行ってくれたので色々安心です。
このような感じで、半分野外、半分室内?という少し不思議な感じ。
マレーシアは熱帯地域特有のスコールがほぼ毎日起こるため、屋根は必須なようです。
写真では見切れてしまっていますが、上の方にトイレのサインもあります。
ペナンの屋台村にはあまり綺麗ではありませんが基本的にトイレがあるので、とりあえず安心。
夜の8時ごろに行ったのですが、ものすごい人と熱気にあふれていました。
大きなスクリーンがあり、サッカーの中継が流れていました。電飾もたくさんついていて雰囲気がいいです。
写真はありませんが、この下に池?のようなものがあり、子供たちが遊んでいました。
お店
Rojak(ロジャフルーツ)という、フルーツサラダです。
きゅうりやマンゴー、スイカなどの野菜や果物を揚げ、ロジャソースをかけた食べ物。
豚やカモ肉の麺料理です。
7RMは150円くらいか?めちゃくちゃ安い…
マレーシアの伝統的な朝ご飯「Nasi Lemak」です。
看板に書かれているNyonyaという文字ですが…
マレー系と中華系のハーフのことをNyonya(ニョニャ)と呼び、マレー系と中華系の味やスタイルがミクスされた料理のことをニョニャ料理と呼びます。
今マレーシアではこのニョニャ料理が人気を集めてきています。
西洋料理もあります。
マレーシアの洋食は肉がどどーんと乗っていて、米がありません。
マレーシア人にとっての洋食料理はこのようなものが多く、日本の洋食には米がついてくることに驚きを隠せないようです。
洋食はどれも10RM以上なので、地元のマレーシア料理の倍はします。屋台村の中ではランク上位の食べ物。
日本食もありました(笑)
ほとんど照り焼きチキンか揚げ物です。
ちょうちんには寿司って書いてあるのに、寿司がどこにも売っていない!!
日本食も外国料理のためか、値段高めです。
料理を注文
一品目は大好きなトムヤンクンにしました。イカ入りです。
これで6RM(約150円)です。
味は…悪くないけどちょっとスープが薄い。
ペナンの知人は、「これはおいしくないね」と酷評でした…ペナン人の食に対するジャッジはかなり厳しい(-_-;)。
2品目は、ペナンの定番焼き鳥サテーです。
右が鶏肉、左は羊肉になります。右にある赤いピーナッツソースにつけて食べます。
羊肉はくさみがあって苦手だったけど、これはスパイスが効いてて美味しく食べられました!
3品目は、白身魚の蒸し焼きです!
タレが酸っぱ辛くてごはんがすすみました。
魚の身もほろほろしていて食べやすい…これはかなりおすすめです!!
以上が食べ物のレポになります。
知らないものばかりで興奮しっぱなしでした。
どの料理もおいしかったです。
屋台村ではモノを売っている人もいます
屋台村では、スマホスタンドやら謎の健康ドリンクやらを売り歩いている人たちがいます。
一つ一つのテーブルにきては、商品を紹介し「どう?買わない??」といろいろおすすめしてくれます。
本当に欲しければ買う、いらなければ手を振って「nono」と言えばいいだけなので、現地の人たちも慣れていて、まったく気にしていない様子。
私の知人はどうやら買ってしまったようです。
手に持っているのはピーナッツ。左に山積みにされているのは、中国の漢方です。
中国の漢方は輸入品なので高価な品物。
買うか悩んでいましたが、強引に袋に詰められお買い上げしました((´∀`*))
まとめ
今回行ったKuta Bali Cafeはかなり楽しめました。
ローカルにしては電飾や飾りがいっぱいあり雰囲気がかなりよく、屋台の数もかなり多い!
夜に行くと人でにぎわっているので、ちょっとしたお祭りにいるような感覚に陥りました。
こんなにたくさんのレストランができているのに、わざわざエアコンのない屋台に食べに行くのが好きなマレーシア人の気持ちが分かりました。
屋台はお祭りだ!!
日本でも夏祭りに行くと、喧騒に圧倒されつつも酔うように楽しんでしまうあの感じが屋台にもあるんですよね。
とりあえず、マレーシアの屋台は最高
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そう言う割には綺麗なレストランも多いし人気なんだけどね笑