先日、彼からプロポーズされ、晴れて”婚約者”という地位になりましたヾ(*´∀`*)ノ
国際結婚ともなると、どんなに覚悟があっても、文化や結婚の価値観の違いから多かれ少なかれ苦労することになるでしょう。
中華系マレーシア人の結婚観についてマレーシアの友達や家族から聞き出したので、特徴的なものをまとめていきたいと思います。
目次
付き合いは結婚前提
マレーシア人のお付き合いは結婚前提!
さすがに付き合い始めで結婚を意識する人はあまりいませんが、共通しているのが「真面目に付き合って相手を知りたい」ということです。
日本のように「今恋人いないし、お試しで付き合ってみる」という軽い恋愛はまずありません。
マレーシアでは、
付き合う=特に問題がなければ結婚
と考えている人が多い!
ちなみに、中華系マレーシア人には中華系の教育を受けている人とイギリス系の教育を受けている人の2種類の思想の人たちがおり、中華系の教育を受けている華人のほうが、男女交際に対してより深く考えている傾向があります。
イギリス系の教育を受けている華人は欧米思想を持っているのでそこまでではありませんが、やはり日本ほど軽くはありません。
プロポーズから結婚までがはやい
マレーシアでは、プロポーズしたらそのまま結婚という考え方が一般的。
日本だと、まず女性にプロポーズをしオーケーをもらうと、その後男性が女性側の両親に挨拶に行き結婚の許可をもらうというのが一般的ですよね?
これはドラマのような理想的な考え方で、実際には違う場合もたくさんあるけどね!
中華系の家庭では、交際中をはじめるとお互いの家をひんぱんに行き来するようになるので、両家の両親が結婚を許しているかどうかはなんとなく分かります。
そのため、プロポーズする時点で、既に結婚の許可はもらったも同然。
プロポーズして女性にオーケーをもらうと、両家は「結婚式はどうするか?」などの話し合いを始め、さっさと結婚してしまいます。
プロポーズしたらすぐに結婚してしまうので、婚約という概念があまりなく、婚約指輪にも重きをおいていません。
女性は男性の家に嫁入り
中華系マレーシア人の間では、「女性側が男性側の家族の一員になる」という考え方がいまだに多いです。
もちろん「うちの嫁なんだから実家になんか帰るな!」というほどの厳しさはありませんが、今でも女が嫁入りし、結婚したら義家族の言うことをちゃんと聞くという傾向があります。
私の義母が結婚したときは、「うちの嫁なんだから実家には帰るな。同居して義家族の世話をしろ」というのが一般的だったそう。
文化や価値観は30年前くらいの日本と考えるのがわかりやすいかも…
とはいえ、今は現代なので同居必須でもなく、本当に家庭それぞれという感じですかね。
国際結婚を許すような家庭は、かなり現代的な思想を持っているので、あまり心配しなくて大丈夫だと思いますが。
夫が外で稼ぐ・妻は夫を支える
経済の発展に伴いこの考え方は少なくなってきましたが、いまだに夫が外で稼いで、妻はその夫を支えるという考え方があります。
日本よりも「夫の稼ぎだけで生活できるなら妻は無理に外で働かなくてもいい」と考えている男性が多い。
もちろん生活できないレベルでお金がなければ妻も働きに出ますが…
日本だと「専業主婦は仕事じゃない」というような考え方がありますが、マレーシアだと「専業主婦も立派は仕事」とみなされています。
ここもやっぱり50年前の日本にちょっと似てる?
こうは言っても、絶対に「女は家にいろ」「男は外で稼げ」というわけではありません。
女性がキャリアを積みたいと思えば男性は全力で応援しますし、男性が主夫をやって女性が外で稼ぐという家庭もあります。
ちなみに、イギリス系の教育を受けている華人は「女性も仕事をもって自立する」という考え方が強いです。
何よりも家族が大切
中華系マレーシア人にとって一番大切なものは配偶者や子供、自分の家族です。
友達よりも仕事よりもなによりも大切なものなので、何があっても絶対に家族を優先します。
お付き合いしているときも友達より恋人を優先するのは当たり前。
結婚したら当然のように家族を一番優先します。
友達と遊んでばっかりで家に帰ってこない・飲み会ばっかり行くということはまずありません。
困難を一緒に乗り越える
人生は山あり谷ありで、調子よくいくときもあればどん底に突き落とされる場合もあります。
中華系マレーシア人は、どんなにどん底に落ちても家族一緒に協力し乗り越えようと考えます。
まぁ…何かあっても一緒に乗り越えようとするのは日本も同じですよね。
お金がなくても、文句を言わずに夫についていくのが理想の妻で、お金がないなら、休みもなくなんとかして稼いで家族を養うのが理想の夫だったりします。
この考え方はマレーシアでも古くなってきているような気もします。
結婚してから7年で冷める!?
“結婚してから7年で冷める”
この言葉はマレーシア華人に伝わる恋愛の格言のようなものです。
日本だと付き合って3年で倦怠期がくると言われていますが、
マレーシアだと結婚してから7年で倦怠期がおとずれると言われているんですね。
中華系マレーシア人は結婚するまでセックスをしないので、結婚してから二人の交際の本番がはじまるみたいなところあったりします。
なので、結婚しても7年は付き合いに飽きないのかもしれません(笑)
ただの言葉遊びなのであまり気にせず~
お互いが思いやりをもって生活をすれば、普通は7年を超えてもラブラブです。
まとめ
以上が中華系マレーシア人の一般的な結婚観になります。
いかがでしたでしょうか?
マレーシアの友人や家族から結婚に関する話を聞いて、なんだか30年前くらいのの日本の結婚観と似てるなと感じました。
特に嫁入りの部分や、男性が外で稼ぐというところは日本の昔の結婚観とそっくりそのまま一緒です。
マレーシアは現在経済成長の過渡期でもあり、人々の考え方や価値観もどんどん変わってきているので、結婚観もそのうち全く違うものになるでしょう。
上記にあげたものがそのまま当てはまるわけではありませんが、人々の根底にはこういう考え方があるんだなと参考にはなるかと思います。
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みなさまこんにちは。中華系マレーシア人とお付き合いしている安娜(@Penang_love)です