みなさまこんにちは。 中国語検定2級になんとか1発合格することができた安娜(@Penang_love)です。

当時中国語学科で毎日中国漬けの生活を送ってたにも関わらず、試しに解いた過去問では半分も点数を取れないという事態に陥りました。
それでもあきらめずに、中国語検定2級に合格するための勉強メニューを考え、淡々とこなしていき
有難いことに3年生になると同時に実施される試験でなんとか一発合格することができました!(ギリギリ合格だけど👀)
英検やTOEICの対策サイトや問題集はたくさんあるのに、中国語検定の問題集や情報サイトは全然なかったので、勉強方法や対策を自分なりに模索せざるおえません。
私の経験も踏まえ、一発合格するために行った勉強法と対策法を書き残しておきたいと思います。
人によってやり方は様々だと思いますが、よければ参考にしてみてください。
目次
一発合格するためにやっていた勉強メニュー
参考書の概要はこちらの記事で分かりやすくまとめてあります。
良ければ参考にしてみてください。
《リスニング》
私は留学経験者なのですが、中検を受けたのは留学が終わってからほぼ1年後だったので、かなりリスニング能力が落ちてしまっていました。せっかく留学したのに、結局勉強するはめに…
手始めに『合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編』を何周もしました。このテキストは本当に中検2級の集大成と言えるほど内容が濃いので、リスニングを勉強する場合は、まずはこちらの参考書を使ってほしいです。
上記のテキストをを一通り終えてからは、中国語話者のyoutuberの動画を見て、耳を慣らしました。
最後に過去問のリスニングを、頭の中で意味が組み立てられるようになるまで何度も効き続けました。
「自分が話せるなら、聞き取ることもできる」という言葉をご存じでしょうか?外国語は自分が話せることは聞き取れるし、自分が話せないものは聞き取れないのです。 なので音読することが実はリスニング力向上につながってきます。CD音声をシャドウイングするのはおすすめです。私はよくやっていました。
自分の能力が分からずどこから手を付けていいか分からないという方は中国語速習パック~仕事編~などで、自分の能力を知ると共に段階別にリスニング練習をするという方法もあります。仕事編ですが、挨拶表現から中国文化についてを学ぶことができるので、十分中検2級のリスニング練習になります。
《単語・成語の勉強方法》
ありがちですが、単語と成語の勉強は中国語単語帳の『キクタン 中検2級』と 『合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編』 を 通学電車の中でずっと読んでいました。『キクタン』は試験に出てくる多くの単語が載っていており、これ一冊でかなりの範囲を網羅することができます 。
分からなかった単語にだけチェックを付け2度目、3度目と繰り返し、分からないところを減らしていきました。『トレーニングブック』では、テストと同じ形式の演習問題がたくさん掲載されているので、『キクタン』を一通り覚え終わった後に始めることをおすすめします。
中検はほとんど選択問題なので、単語の漢字練習まではいりません。文字を見てピンインと意味が分かればOK。(もちろん時間があるならやるに越したことはない。)
また過去問や参考書で分からない単語があった場合はノートにメモをして暇なときに見返していました。
中検では毎年似たような問題が出るので、過去問を解いていると「あっこれ前の試験で出てたやつ!」ということが多々あります。なので過去問に出てきた単語を復習すると効率的に必要語彙を増やすことができます。
《文法はこれをやっていました!》

文法では中検3級+2級の問題が出ます。
私は『中国語検定2級一ヶ月でできる総仕上げ』と『合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編』この2冊の文法参考書を3周ずつやりました。
私は2冊やりましたがどちらも似たような内容なので、正直後者の『トレーニングブック』だけでよかった感じがします笑
前者の『一か月でできる総仕上げ』はサイズが小さいので、電車やちょっとした空き時間に、さっと取り出して復習できたのが良かったです。
どちらも参考書の隅っこに書いてあるような「point!」みたいなのまでしっかりと読み込みました。中検3級の文法があやふやな方はもう一度中検3級の参考書を見直したうえで、中検2級の文法勉強に入ることをおすすめします。
《長文読解は》
長文読解に関しては、
長文読解の問題集があまりない+中検2級の長文読解は結局単語と文法の問題
というダブルパンチ!なので勉強らしい勉強はしませんでした。
かといって何もしないのはヤバいので、できるだけ中国の検索エンジン『百度』を使って調べ物をするようにしていました。
また、気が向くと中国語のニュースサイトを読んでいました。ニュースサイトを見ると、和訳能力が上がるだけでなく中国事情にも詳しくなれるのでおススメです。
※中検の長文は内容を問う問題が少なく、穴埋めや和訳問題がほとんどを占めている。
最低でも過去10回分の試験問題を解いてみる
中国語検定では毎回似たような問題が出題されます。そのため、過去の試験に出てきた単語や文法を1つ1つ覚えていくことが一番点数UPにつながります。
単語・文法・作文あたりは、毎回ほとんど同じ問題が出る、と言ったら言い過ぎかもしれませんが、本当に似たような性質の問題が出るので、過去の試験問題は10回分くらいやったほうがいいです。
やりすぎると問題を暗記して意味がなくなってしまうので、
1、最初に過去問を一つ解いてみる
2、苦手なところを把握する
3、苦手なところから重点的に勉強する
4、あらかた勉強し終わったら、過去問に本格的に取り組む
という順番でやるといいです。
ありがたいことに過去6回分のテスト問題と回答が中国語検定協会のホームページで公開されています。なので、6回分の試験問題は購入する必要がありません。
しかし過去6回分だけだと演習量がすこし少ないので、別であと1年分(3回分)くらいの過去問を購入してやってみてください。 Amazonや中検協会のホームページで販売されています。
試験問題を10回分もやるとかなり実力がついてきます。
去年長文に出ていた四字熟語が今年の単語穴埋め問題に出題されてるということがあるので、解答になっているところ以外でも分からない単語や文法は全て調べてノートにメモしておくのがおススメ
最後に、ここがポイント!中国語学習
実際に私が良くやってしまうのですが、中国語は漢字から意味をなんとなく推測できるので、いちいち辞書で調べるのはめんどくさく、さぼってしまいがちです。
しかし、中検2級ではその学習者の知識があやふやなところを狙って問題が出されるので、めんどくさがらずに一つ一つ意味を調べておさえていってください。
中検2級は難しいので、一発合格をするためには焦らずじっくり取り組む必要があります。
結局中検2級は語学の勉強なので、裏技のような必勝法はないです。とにかく時間をかけてしっかり単語を覚え文法を覚えていくしかありません。
地道ですが、1つ1つわかることをを増やしていった先に合格が待っています!!
みなさんが合格できるように祈っています(*´▽`*)


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